AT&T PARKでレッドソックス戦を観戦した翌日はサンフランシスコの対岸のオークランドへ行きました。
ここでもオークランドアスレチックスの本拠地マッカフィーコロシアムで交流戦を観戦しました。AT&T PARKの席よりもグラウンドに近い一塁側のフィールドボックスシートでの観戦でしたが、臨場感があり、かなり楽しめました。
サンフランシスコからオークランドへは車で1時間程で到着。サンフランシスコではゲイパレードがあり、渋滞しましたので、思ったより時間がかかってしまいました。
マッカフィーコロシアムの駐車場。AT&T PARKの駐車場でもそうでしたが、驚いたことにアメリカではスタジアムの駐車場でバーベーキューをするのが普通のようです。
日本では考えられないですよね。
一塁側のフィールドボックスシート。グラウンドからこれほど近い席で観戦したことがなかったので、大興奮。
観戦した日は日曜日で球団のイベントの日だったらしく、10000名に写真のタオルが配布され、私達は入口で受け取りました。タオルは立派なもので、メジャーのファンサービスに感激しました。その他、フィールドボックスシートはピーナツや球団の情報誌などが無料で配布され、飲み物を買いに行かず、係員に注文すれば持ってきてくれます。
対戦相手はピッツバーグパイレーツです。そうなんです!岩村が所属していた球団です。友人と日本人選手を間近で見たいと話していました。野手の岩村なら毎日試合に出るから見れると2か月以上前から予約していましたが、まさか岩村が戦力外になるとは・・・・・・
マッカーフィーコロシアムはレフトとライトの両翼が同じ長さで、日本と同じ左右対称型の球場です。
日本と違ってフェンスもなく、フィールドボックスはグラウンドから近いので臨場感があります。ファウルボールが飛び込んできそうで、結構スリルがあります。
レフト側にはバーベキューテラスがあり、バーベキューを楽しみながら観戦できるようです。
ホットドッグ用のケチャップやマスタードがここにもありました。
球場で野菜を売っているのはびっくりしました。ファーマーズマーケットから直送のようです。
フィールドボックスシート利用者は球場内で10ドル分使えるようで、暑かったのでアイスを注文しました。
カップに入っていたアイスは結構な量でした。
外野席の上段にはアスレチックスが強かった時代に活躍した選手たちの名前がありました。盗塁王を何度も獲得したリッキー・ヘンダーソン(24)やメジャー歴代屈指のクローザーのデニス・エカズリー(43)。
ただ、私の中でアスレチックスといえば、本塁打王を獲得したマークマグワイアとメジャー史上初の40本塁打、40盗塁のホセ・カンセコの「バッシュ・ブラザーズ」を思い出しますが、2人の名前と背番号(カンセコが33、マグワイアが25)はありませんでした。
AT&T PARKにもバリーボンズの名前がなかったこと同様、薬物問題の渦中の人物にはファンの目が厳しいということでしょうか。
フィールドボックスからブルペンはすぐ近くでした
さて、試合の方はパイレーツのエラーが結構多くて、前日のサンフランスシスコでの試合と違って、あまり締まった試合ではありませんでした。
お互いに決め手を欠き、試合が進みましたが、パイレーツが追いついて2対2に。このまま延長戦かと思われましたが、
8回裏にアスレチックスの4番日系アメリカ人のカート・スズキがホームランを放ち、これが決勝点に。あまりいい試合とは言えませんでしたが、地元のオークランドファンはこれで大喜び。
このスズキのホームランはキャッチャーへのファウルフライを落球した後でしたので、パイレーツとしてはファウルフライを取っていればスリーアウトだったので、パイレーツのキャッチャーは相当悔しかったのでは。
フィールドボックスシートでの観戦は間近で観戦できるほかに様々な特典などがあり、非常に楽しかったです。
残念だったのは岩村が出場できなかったこと。セカンドの岩村が出場していれば、一塁側だったので、近くで見ることができましたし、声援を送れば、チェンジの際に日本人の私達の方にボールをなげこんでくれたかもしれないと考えると本当に悔やまれます。
サンフランシスコとオークランドで観戦しましたが、次回は2球団観戦できるシカゴかロサンゼルスに行きたいなと思っております。