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ザ・キャピトルホテル東急に宿泊(デラックスキング){2010年10月}

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 次は友人の宿泊したデラックスキングをアップします。


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デラックスキングは広さが45㎡で、コーナーツインほど広くはありませんが十分な広さです。
 お部屋のレイアウトですが、中に入り、そのまま進むと左側にミニバーや冷蔵庫があり、そのまま進むとベッドルームです。
 バスルームはお部屋に入って、すぐに左側にドアがあります。そのドアを開けて中に入るとバスルームです。
 お部屋の入口・バスルームとベッドルームは大きな障子で仕切られているのがユニークでした。

 今月初めにこのホテルがテレビ東京系の「ガイヤの夜明け」で放映されていました。
2007年以降に東京で相次いで開業した高級外資系ホテルに対抗するために満を持して開業したようで、ライバルはリッツカールトンと公言していたのを見ました。
 
 私はどちらのホテルにも宿泊しましたので、リッツとキャピトルの両者の比較してみたいと思います。

 ●お部屋の雰囲気 リッツ=キャピトル 

リッツのヨーロピアンクラシックな雰囲気、キャピトルの和を感じさせる雰囲気、どちらも素晴らしいと思いますので、これは利用者の好みかな。

 ●お部屋の設備 リッツ>キャピトル

DVDプレヤーやカーテンが電動ではないキャピトルと比較すると、これは断然リッツでしょう。


 ●お部屋の居住性 リッツ>キャピトル
 リッツは全室50㎡以上ありますので軍配があがりますが、キャピトルもそれほど狭くは感じませんでした。
ほぼ互角といってもいいかなと思います。

 ●バスルーム  リッツ>キャピトル
 
 豪華な造りと広さの点ではリッツの方が優れていますが、キャピトルのコーナーツインは洗い場付きで使いやすい(リッツはバスタブとシャワーブースが離れているのが若干不便に感じる)、しかもビューバスで眺望も楽しめますので、コーナーツインであればリッツよりも機能性では優れていると感じました。


 ●バスアメニティ(シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディローション、石鹸)

 キャピトル>リッツ 

 アジアのホテルで初めて採用された「Asprey」のリッツとホテルオリジナルのキャピトルと、お互い独自のアメニティですが、リッツのAspreyは香りが独特で好みが分かれるのに対し、キャピトルの日本を感じさせるアメニティの方が日本人だけでなく外国人にも受けると思います。

 ●上記以外のバスアメニティ リッツ>キャピトル
 
 キャピトルは上記以外のバスアメニティからはコストカットに懸命な点がうかがえます。
例えば、スリッパを見ても、リッツなどの外資系ホテルはふかふかで履き心地がよいですが、キャピトルのものはお持ち帰りは可能ですが、履き心地はイマイチです。

 ●お部屋の眺望  キャピトル>リッツ
 
 これは妻と意見が分かれました。妻はリッツの東京タワービューには勝てないでしょうとのことでしたが、ベストビュー(リッツの東京タワーとキャピトルのコーナーのワイドな眺望)を比較すると、リッツかなと思いますが、リッツの東京タワービューはどの部屋でも見れるわけでもなく、東京タワー以外のお部屋との料金の差額もかなりあります
 対してキャピトルの眺望は山王タワー側を除く、デラックスキング、コーナーツインであればかなり近い位置で国会議事堂を見ることができますし、コーナーツインであれば国会議事堂だけでなく、東京スカイツリーや新宿副都心の眺望も楽しむことができます。
 リッツの東京タワー以外のお部屋は高層階で抜けのいい眺望ですが、六本木ヒルズ以外はあまり目立った建物がないので、リッツよりキャピトルの方が多くの宿泊者が眺望を楽しめる点から、キャピトルの方がいいかなと感じました。

 ●客室係のサービス リッツ>キャピトル

 クラブフロアがないホテルではゲストとスタッフとの接する場面はチェック/イン・アウトで利用するフロントとアメニティの追加で利用する客室係ぐらいですので、私はホテルの客室係のサービスを重視します。今回、キャピトルに宿泊しましたが、両ホテルを比較して、最も差が出た点でした

 リッツの客室係の方は電話応対、リクエスト(例えばシャンプーなどのアメニティの追加など)を受けてからお部屋に到着する時間や実際にお会いした時の対応の全てが素晴らしく、他のホテルとの違いが鮮明に表れます。
 キャピトルの場合は週末だったこともあったのでしょうが、アメニティの追加をお願いしましたが、スタッフの方がお部屋に届けてくれるまでかなり時間がかかりました。

 リッツの客室係と対抗できるのはおそらく帝国ホテルくらいでしょう。


 ●レストラン    おそらくリッツ>キャピトル
 
 せっかく宿泊したので、旧キャピトルで名を馳せたあの名店「オリガミ」を利用したいと思っていましたが、ディナーでは3種類のコースメニューしか提供されておらず、お値段もそれなりでしたので結局利用しませんでした。
 リッツは45階のレストラン「フォーティーファイブ」を朝食で利用したことがありますが、メニューも豊富で、高層階からの眺望も楽しめましたので、おそらくリッツの方がいいかなと感じました。


 両者を比較すると、現時点では明らかにリッツの方が優れている面が多いです。
ただ、バスアメニティや眺望などはリッツより優れている面もありましたので、利用者がイマイチだなと感じる点を改善し、国内のホテルではトップになり、リッツのライバルとしてキャピトルが成長すれば利用者としてもありがたいことです。

by eseaisaika | 2010-11-26 16:20 | ザ・キャピトルホテル東急